エルメス(HERMES)
1837年、ティエリ・エルメスがパリのランパール通りに高級馬具の製造工房を開業。
1867年、パリ万博で馬具部門銀賞を授与される。
高い技術から生み出される数々の製品は、ロシア皇帝やナポレオン3世などの貴族御用達となる。
その後の歴史としては、
1879年、2代目のエミール・シャルル・エルメスがブティックを現在のフォーブル・サントノーレ24番地に移転。
1892年、3代目のエミール・モーリス・エルメスは、高い技術力を活かし、エルメス最初のバッグサック・「オータクロア」を発売。
1923年、馬具以外に婦人バッグや財布、革小物の製造・販売を開始し転換期を迎える。
1935年、「サック・ア・ロア」という、「オータクロア」のハンドバッグタイプを発表。
1937年、第一号のスカーフを発表。
1945年より「四輪馬車と従者」の商標が使われ出す。
1997年には、マルタン・マルジェラがデザイナーとして活躍。
2002年夏には、70年代に非売品として作った機種のデザインを踏襲した時計「パプリカ」を発売。
2004年からは、あの有名なジャン・ポール・ゴルティエがデザイナーとして活躍している。
このように、一介の馬具職人によって馬具専門店からスタートしたエルメスは、ヨーロッパ王侯貴族のみならず、ロシア皇帝への馬具の売り込みに成功するが、アメリカでフォードが車の大量生産を始めると、自動車時代の到来を予見し、3代目を継ぐ息子のエミール・モーリス・エルメスが、馬具以外の婦人バッグや財布等、革小物の製造販売を手がけ商品の多角化に着手、一流トータルブランドとして成功を成し遂げる。
時計・アクセサリー・香水などそれぞれの商品に熱烈なファンを持つエルメス、特にスカーフとバッグに関しては、他のブランドに負けない品質を誇り全世界の憧れである。
エルメスは、開発から生産、販売までを本社で管理し、職人の手によって造られる価値の高い商品を送り出すことで、商品の希少価値の高いブランドのイメージを維持している。押しも押されぬ老舗超一流プランドである。
日本では、本国のフランスを上回るほど売れているようで、日本はエルメスにとってお得意さまなのである。
